口腔外科(親知らず抜歯・顎関節症等)
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口腔外科キャリア20年以上の口腔外科医にお任せください
当院院長は東京医科歯科大学口腔外科に長年務め、口腔外科を専門として参りました。歯科口腔外科はインプラント治療の他に、口内炎・ヘルペスの治療、顎関節症の治療、ガン・腫瘍の診断・摘出、外傷等・口周りのケガの処置、親知らずの抜歯（埋伏歯抜歯）、睡眠時無呼吸症候群(SAS)などを行います。それぞれについて解説します。
①口内炎・ヘルペスの無痛レーザー治療
口内炎やヘルペスでお悩みの方にはレーザー治療がおすすめです。通常は数日から2週間程度かかるケースでもレーザーを照射することで、治りが早くなり1日～数日で治すことができます。
②顎関節症の診断・治療
顎からパキパキ音がする、大きく口を開けると顎が痛いなど顎関節に異常をきたしている症状を改善します。当院ではCTや特殊なレントゲンによって顎関節を撮影し精密に診断します。
③ガン、腫瘍の診断・摘出
舌癌等の口腔がんや口腔内腫瘍などの診断、摘出オペを行います。口腔がんの診断には経験が非常に重要な要素になります。安心してお任せください。
④外傷等、口周りのケガの処置
顔や口をぶつけてしまい、口の中が切れた、歯が折れた、抜けた、顎の骨が折れたなどの、いわゆる怪我を負った際に行う処置です。大人、子供皆さま治療可能です。
⑤親知らずの抜歯（埋伏歯抜歯）
埋もれている歯の抜歯を行います。親知らずの抜歯などがメジャーです。一般歯科では大学病院送りになるような完全に埋まっているケースや横向きの場合でもある程度対応可能です。
⑥睡眠時無呼吸症候群(SAS)
眠っている間に無呼吸が、一晩におおよそ30回以上生じる病気です。治療には医科の診断が必要ですので、まず近隣病院をご紹介し診断を受けていただいた状態で当院でマウスピース等の治療を行います。
親知らずは抜いたほうがいい？抜かないほうがいい？
親知らずが生えてくると、早めに抜いたほうがいいのかどうか悩む方も多いのではないでしょうか。親知らずを放置しておくことで痛みや出血、腫れといった症状が出る場合には、やはり抜歯したほうがいいといえますが、中には抜かないでおいたほうがいいケースもあります。そこで、どういう場合に親知らずをそのままにしておくべきなのか、抜いたほうがいいのはどういった場合なのか、という点についてご説明致します。
親知らずを残しておいたほうがいい場合の理由とは
親知らずを抜かずにおくことで、以下に挙げるような場合に再利用が可能なことがあります。そのため当院では敢えて急を要さない場合には親知らずを抜かずに残すほうがいいと考えます。
- 虫歯などが原因となって親知らず以外の歯を抜く必要が出てきた場合に、その抜歯部分へ親知らずを移植することで咬み合わせを戻すことが可能
- 隣接する歯を抜いた場合、親知らずを横へとずらすことで、手術ではなく矯正治療によって咬み合わせを戻すことも可能
- 手前側の歯を抜歯する場合、ブリッジを作る際に親知らずを軸とすることが可能
このように歯が抜けた場合、歯を抜いた場合に親知らずを残しておくことで、移植や移動によって咬み合わせを復活させることができるケースがあるのです。インプラントなどのような人工物よりも、親知らずのような天然歯のほうが身体への馴染み具合も高いですし、利点も大きいといえます。
どういう場合に親知らずを移植できるの？
親知らずであればどんなものでも移植できる、というわけではありません。親知らずの根本の形や大きさが移植先へ適合しなければなりませんし、どこへ移植したいのかにもよります。移植ができるかどうかは専門的な判断を必要とするため、ひとまずご来院をいただいた上で親知らずの診察をお受けください。
親知らずを抜いたほうがいい場合は？
親知らずが歯ぐきから少し露出しており、それ以上生えてこない場合
親知らずが真っ直ぐに生えていない場合、横や斜めに伸びて歯ぐきからは少ししか見えてこないことがあります。このような状態では歯みがきもきちんとできないですし、放っておくと虫歯や歯周病となってしまうこともあります。ですので抜歯したほうがよいでしょう。
親知らずが隣り合う歯を押すように伸び、歯並びを乱しかねない場合
親知らずが横へ向かって伸びると、隣の歯を次第に推してゆく、歯並びを将来的に歪ませてしまう可能性があります。このような状態の場合、今現在痛みがあるというのではなくとも抜歯しておくことをお勧めします。
親知らず周辺に嚢胞が存在する場合
親知らず周辺に袋状の膿の固まり（嚢胞）がある場合、衛生上の問題が生じるために親知らずを抜いておいたほうがよいでしょう。レントゲン撮影で影が写ることで嚢胞が確認できます。
咬み合わせが上手く合っておらず、頬や歯ぐきなどを傷つけている場合
親知らずが咬み合わないままで伸びてゆくと、頬の内側の肉や歯ぐきなどに当たり傷つけてしまう場合があります。このままだと口内炎などの原因ともなりますし、親知らずを抜歯しておくべきといえます。
親知らずが重度の虫歯になってしまっている場合
親知らずが重度にまで進行した虫歯となっているような場合は、根管治療を施してまで無理に残すのではなく、抜いてしまってよいでしょう。
親知らずを抜く時の痛みと抜いた後の痛みについて
親知らずを抜く際には強い痛みが生じる、と思われるかも知れません。ですが実際に親知らずを抜くときには麻酔を掛けますので、痛みを感じることはありません。当院では麻酔注射の際にも歯ぐきへ塗布する麻酔を予め用いるといった工夫を行いますので、なおさら痛みなく治療を終えられます。ただ、抜歯後に麻酔の効果が切れてくると痛みが生じてきますが、それも対処可能です。
抜歯に時間が掛かれば掛かるほど痛みも増す
抜歯に時間が掛かるということは、身体への侵襲度合いが増すということでもありますので、抜歯後の痛みもそれだけ強くなるものです。
たとえば骨の奥深くに埋まるようにして存在する親知らずや、横や斜め向きに生えている親知らずは、抜歯後に麻酔の効果が切れると痛む可能性が高いといえます。しかし当院では熟練の腕を持つ歯科医師が抜歯のシミュレーションを行った上で取り掛かりますので、身体への負担を極力少なくし、痛みも軽減させることができます。
ドライソケットの痛みと緩和治療について
親知らずを抜いた後、生じた穴には血が溜まり、骨の露出や体内組織の空気への接触を防ぐため、カサブタのような役割を果たしてくれます。ところが歯みがきやうがいなどの物理的な刺激により、その血液のカサブタが剥がれてしまうことがあります。
この際に生じる強い痛みこそがドライソケットです。こうなると痛みはかなり激しいので、抜歯後はなるべく患部に触れないなどの注意を払ってください。ご希望がある場合には、抜歯後の穴へ人工コラーゲンを充填することでドライソケットが生じないようにすることもできます。
親知らずの抜歯と小顔効果の関係とは
「親知らずを抜けば顔が小さくなるんですか？」というご質問を、女性の方からなされることがあります。抜歯と小顔化がまったく無関係というわけではありません。親知らずはエラ部分に近いところにあるため、抜歯によって骨が吸収されてエラが薄くなるということはあり得ます。ですが見た目にはっきりとわかるほど顔が小さくなることは考えにくいでしょう。親知らずの抜歯は身体にも負荷を掛けますので、必要のない限り無理に抜かないほうがいいといえます。
西葛西・清新町で親知らずの抜歯をお考えの方へ
江戸川区の清新町で生えてきた親知らずの受診や抜歯をご検討されている方は、うちだ歯科へご相談ください。当院では専門家としての立場から抜歯を要する場合に当たるのかどうかを慎重に検討した上で、対処法についてご提案を致します。また抜歯をする場合は痛みを極力抑えることもできますので、迷ったらお気軽にお越しください。
